愚痴ばかり言う男

2002年9月23日
3連休も終わりだ。

昨日は本社勤務の同期と2人で飲んだ。
営業所勤務の僕としては微妙にコンプレックスを感じる。

で、ひさしぶりに会って色々話したわけだが、愚痴しか吐かない僕とは対照的にあの男はまったく弱音を吐かない。

時計の針が午前0時をまわるまでに帰ることはほとんどないと言っていたが、それを苦に感じないのか?
いや、そんなはずはない。
苦に感じていてもそれを口にしないだけなのだ。
僕とは大違い。
僕なんて22時に帰れないと鬼のクビをとったかのようにピヨピヨピヨピヨ鳴きはじめる。

端的に言えば、これが僕と彼の絶対的な差なのだ。やつが本社で、僕が営業所なのもつきつめればこういう部分なんだと思う。
カネもらってる仕事なんだから文句言わずに完璧にやるのは当たり前。でも僕にはそれができない。やつには出来る。
やっぱり僕はまだまだ学生気分が抜けていないようだ。
やりたいことだけやって、やりたくないことはやらずに済んだ大学生。社会人になってやりたくないことも文句言いながらイヤイヤやるようになったが、そんなもんプロとは言えない。

考えてみれば僕はここ5,6年の間、身近な人(特に女の子)に愚痴ることでストレスを発散させ、アイデンティティを確立してきた。
自分自身が悲劇の主人公だと思ってた。
そして愚痴った人たちのほとんどは僕の前から姿を消していった。
でも愚痴りたいのは僕だけじゃなかったんだとやっと気づいた。
手遅れかもしれないけど、心をいれかえようと思う。

手遅れでなければいいな。

青ジャオ肉スー

2002年9月21日
寮の友達と昼ごはんを食べに寮の近くの中華料理屋に行った。

今週のランチは3種類あり、
?レバニラ炒め
?エビと卵炒め
?青ジャオ肉スー
とメニューに記載されていた。
?が何なのかわかんなかったので、
メニューを指差して「あおジャオにくスーお願いします」、と頼んだら、「チンジャオロースー?」と聞かれた。中途半端な漢字・カタカナの併用表記は非常にわかりづらい。

昼飯後に友達は札幌の実家に帰省していった。
北海道に実家があるなんてとてもうらやましい。
去年、北海道にツーリングに行ったときに、北見の国道沿いにあった「トリトン」という回転寿司屋さんに立ち寄ったのだが、ここはもうものすごくスゴい店です。安い。うまい。ホタテ、サーモン最高。あそこに行ったら本州の回転寿司屋なんて行けません。
北海道に行ったら是非。


で、夕方からは他の友達にクルマで迎えに来てもらってジムへ。
ジムに行く途中に三菱の中古車ディーラーに立ち寄る。そろそろクルマがほしいのだ。
で、憧れのレグナムにご対面したわけだが、実は3ナンバーで結構でかかった。
ペーパードライバーの僕にはあのクルマを立体駐車場に無傷で駐車する自信はない。
これは困った。
運転なんて慣れちゃえば余裕なんだろうけど、最初はちっちゃめの小回りの効くクルマのほうが良いかなと弱気になった。
非常に困った。苦悩の日々は続きそう。


ジムではエアロビ初体験。
50分間のエクササイズ。
僕はエアロビをなめてたがエアロビの実力を思い知らされた。

隣にいる中年のおばさんはリズミカルにステップを刻んでいる。
鏡に写った自分を見ると非常にギコちない。
完全敗北。

エアロビの先生は姿勢も動きもとても美しい健康的な美人。僕は姿勢も動きも悪い不健康なサラリーマン。
完全敗北。

やっとことで50分のレッスンを終えたあとはもうクタクタ。汗びっしょり。
しかし、極めればエアロビってかなり楽しそう。
もくもくと泳いだり、もくもくとスクワットしたりするのとは違う楽しさがありそうな予感。

今日の日記

2002年9月17日
やれやれ、またナゴヤか。
名古屋空港に降り立った僕は小雨がぱらつく中でウンザリとひとりごちた。
空港から名古屋駅までのバスの車窓からは望んでもいないナゴヤの街並が目に飛びこんでくる。くそう。やり場のない怒り。

先週の土曜日から今日の午前中まで実家に帰省してきました。
今日は有給休暇。
実家は大分です。
夜は3日連続で温泉へ。
最近、生まれ育ったまちに温泉施設ができたのです。
高校生まではこんな田舎はやく出たいと思ってて、大学生になって横浜に住むようになってからは実家もいいもんかなと思うようになり、そしてナゴヤで働きはじめてからは圧倒的に実家が好きになりました。
俺はなんて素晴らしいところで暮らしていたんだろう。


土曜日の午前中は会社で残務処理をし、午後からの飛行機で福岡へ。
ナゴヤからの大分便は朝と夕方しかないので。

福岡では天神をブラブラして高校生のころを懐かしむ。
頭の中のBGMはスピッツの『さわって・変わって』。
「天神えーきのかいさつぐーちで〜」ってやつ。
やっぱ福岡はとてもいいとこです。

ソニックで帰ろうと思って博多駅に行き、電車がくるまで駅構内をうろついてたら、沖縄フェアみたいなのをやっていた。踊ったり、歌ったり。
それを取り囲む群衆の中に就職活動の時に品川のパシフィックホテルで僕を面接したJR九州のリクルーターを発見。ひとりで自転車にまたがってイベントを観察していた。声かけようかと思ったが、かけてもどうしようもないし、僕のことも覚えていないだろうからやめといた。

で、実家ではゆったりとした時間を過ごした。
田舎は時間が流れるのが非常にゆっくりしている。敬老の日には二人のばあちゃんにも会いにいった。

月曜日には大分市内に友人に会いにいった。午前中は大学の時の友だち。午後は高校の時の友達。高校の時の友達には会わなきゃ良かった。価値観が根本的に違うというのは構わないが、向こうは自分と異なった価値観を受け入れようとしない。とても悲しい気持ちになった。
よく考えてみれば、昔の友達に会うと、とても懐かしい気持ちになるか、がっかりするかの2パターンしかないな。

さて、明日からはまた仕事だ。
里帰りしたおかげで少しポジティブになれた気がする。

2002年9月10日
7月分の電話料金振込証がない。
NTTから督促はがきもきた。
最終期限日は9月9日。
仕方ないので8月分を入金してお茶を濁し中。
今のところ電話はとまっていないのでなんとかネットはできるが、いつ切られても不思議ではない。困ったことだ。
口座振替にしてえ。


今日はカイシャからの帰路で2匹の猫に出会った。
一匹は三毛猫。
銀行の前にすわってみゃあみゃあ泣いていた。

で、もう一匹は白猫。
人間だったらかなりの美人だと思う。
寮のドアの前でみゃあみゃあみゃあみゃあ泣いてまとわりつき、愛想をふりまいていた。
僕がドアを開けるとスルリと中に入り込もうとする。中には入れてあげなかったけど。

夜の猫ってとてもかわいい。
昼間の100倍ぐらいやさしい目になる。
どんな猫でも夜は子猫の目になる。
僕は子供の動物以外はあんまり好きじゃないけど、夜の猫は大人でもかわいい。
ちょっとズルイ感じも好き。

部署は違うが同じ会社に猫みたいな女の人がいる。
たぶん同性には嫌われるタイプ。僕は好きなタイプ。
草食動物系の美人。
とても上品でちょっとお高くとまった感じ。
でも基本的にやさしい。
あの人が独身であと10歳若かったらな。

さて寝るか。
おやすみなさい。

BGM:「猫になりたい」 by spitz

今日の日記

2002年9月8日
1.昼過ぎに大学時代のゼミの友達から電話がかかってきた。
かなりの男前で某都銀勤務。
かなりの人見知りだが実はいいやつ。
平日はがんばって働きつつも、土日は元気に遊ぶらしい。

大学4年次は彼のインテグラの助手席に乗って、頻繁に天狗屋に焼肉食べにいったものである。
(*注 天狗屋とは神奈川県大和市にある安い焼肉屋さんのことです。)
夏にはそのまま湘南に抜けて、海岸で酒飲んだりして。栄光の日々。
インテグラにはいつもラルクの「Driver’s high」がかかってた。
僕の大学時代を象徴する一曲。
クルマ買ったらバンバン流してやる。


2.もう一本は昔の彼女から。
夕方、ホームセンターで自転車買って、乗って帰る途中に着信。

大学2年から1年半つきあったひとつ年下の女の子。
別れ話以来だったからびっくり。
新横浜駅の近くってどこに原付とめられるのかを聞かれた。
僕は昔、新横でバイトしてたのです。
で、そのあとはお互いの近況報告。
彼女は進学するらしい。

思い出してみると感情の起伏も、喜怒哀楽もすごく激しい女の子だった。
いつもゲラゲラ笑うか、ぴりぴり怒ってるか、わんわん泣いていた。そして状況は絶えず変化した。
僕は感情をあまり表に出さないタイプなのでそんな彼女に戸惑いを覚えつつも、こんなヒトもいるんだなとよく感心したものだった。
そして彼女とつきあって僕は間違いなく我慢強くなったと思う。


1,2をまとめると昔とは何もかもが変わったということ。

時代は流れる。それは仕方ない。
でも僕の人生で利害関係なしで関わった人間とのつながりは大切にしていきたい。


BGM:「Driver’s high」by L’Arc〜en〜Ciel
今の僕の生活を省みると、起きている時間の大部分はカイシャ。
もし、今カイシャを辞めたり、カイシャが潰れたり、クビになっちゃったら僕には何も残らない。
そういった事態に備えた準備をしておく必要があるわけで、僕は今の自分の暮らしに危機感を感じる。

ほとんどのサラリーマンは自分の人生に対して無関心すぎると思う。
終身雇用なんて誰が保証してくれるのか?
サラリーマンとはいえカイシャに依存しっぱなしじゃなくて、自分はカイシャというデパートに店を構えているテナントの社長だという意識が必要だ。

テナントとして大きな売り上げを出せれば、自分もハッピーだし、デパートもハッピーだ。
もし何かの事情でそのデパートからの撤退を余儀なくされても、他のデパートに移るもよし、自分で店を構えるもよし、というふうな経営状態を構築する努力を行っていかなければならない。
それがカイシャの中の一テナントとしてのサラリーマンの役割だと思う。

サラリーマン

2002年9月6日
9時まで残業してバス停に行ったら、うちの課長と、営業二課長・主任がいた。酔っ払ってた。で、その勢いでスナックに連行された。

スナック。
寂しい大人の男が行く場所だと切実に感じた。
女の子はひたすらこちらにあわせてくれる。
つまんないことにでも笑ってくれる。

あんなところ何が楽しいの?
空回りの極地。
空回りの南極。
僕はスナックの割り切った雰囲気を楽しめるほど大人じゃない。
営業二課長はひたすら僕に自分の人生観について語ってた。
ピエロになれだとさ。
俺は今でも十分ピエロだよ。
孤独なピエロ。
寂しがりやのピエロ。

疲れたので寝ます。
おやすみなさい。

海底噴火

2002年9月5日
今日は入社以来一番キレた。
そして一番仕事がはかどった。

電話がなりやむ時間後に僕はやっと本格的に自分の仕事にとりかかれる。
で、今日もいつものようにせっせと働いていたわけだが、パソコンに向かっていると隣のシマの主任がやってきて、〜ってどこあるか知らない?って聞いてきた。わかりませんと答えて自分の仕事に復帰。貴重な時間なんだから話しかけてほしくない。で、主任はいったん自分の机にもどり、しばらくしてまた僕のところに戻ってきた。そして”人が探してんだから動けよ”とのこと。

ハァー?意味わかんねー。
当然無言で睨みつけた。
勝手に探せ。
12,3年長生きしてるだけで何をえらそうにしてんだ。
時間後にまで人のために働くボランティア精神も、時間的余裕も、僕は持ち合わせていない。
そしておそらくこれからどちらかが転勤する日まで続く冷戦がはじまったことは間違いない。
僕は絶対和解の道なんてさぐらねー。

こんなささいなことで怒る自分ってなんて幼いんだと思いつつ、やはり譲れないものは譲れない。
日中、あれだけ雑用させられてんのに、残業してまで雑用を強要されるなんてムリムリ。
自分を犠牲にするほどの偽善者にはなれません。

で、その文句言われたあとは怒りに任せてガシガシ仕事がはかどりましたとさ。

マルコ?

2002年9月3日
今日は7時半〜22時まで仕事。
20時以降はひとつ年上のけっこうキレイな先輩と二人きり。この人すごくやさしいんです。あんな彼女ほしい。
その先輩が矯正下着(強制下着?)「マルコ」にはまってる友達についての話を聞かせてくれた。
マルコなんて初めて聞いたけど、マルコを愛用している人は誰でもかれでもマルコ仲間に引き入れようとするらしい。
恐るべしマルコ。

明日は課の飲み会。そんなもん行きたくねー。
ふざけんな。18時に切り上げるなんてどう考えても無理。

で、昨日は午後出張でちょっとした人事とのグループ面接。わりと若手の人たちだったので言いたいことはだいたい言えた。今やってること、将来やりたいこと。そして彼らに僕の気持ちはかなり伝わったと思う。そのことが吉と出るか、凶と出るか、それとも影響ないかは不明だけど。おそらく無風。。。人事の人たちもそう言ってたしな。

しかし、まあ、なにはともあれ、今のクソ仕事を完璧に定時でこなせるようになるまでは僕は耐えます。この我慢大会で優勝してやる。
絶対キレイになってやる、って感じの決意。
くそう、今に見てろよ。

面接後は同期で軽く飲み会。みんなまいってた。弱気な連帯感。

疲れたのでもう寝ます。週末が待ち遠しい。

今日の日記

2002年9月1日
昼前に起き、会社に提出する週誌を2週間分書く。2時間かかった。書き流そうと思えばちょちょっと書けるのだが、僕には書き流すことはできません。なぜ2週間分かというと、先々週はだるすぎて書けなかったのです。

さて、そのような大して意味もないように思える週誌を書き上げた後は地下鉄に乗ってウインズ名古屋へ。
夏競馬もいよいよ終わりである。

ウインズの空気は非常に悪い。
禁煙の場所でもみんなバンバン喫煙する。
そのへんの床にはずれ馬券やマークシートを平気で捨てる。
モラルも何もあったもんじゃない。
無法地帯。
しかし、そんな場所にいるとなんだかホッしてしまう自分もいる。まだまだ自分より下の人間がこんなにもいるということを理解できる場所だからかな?
まあ、そんなことを考えてる時点で僕があの中でも人間として最下層の部類に入るということは間違いなさそうだが。

さて、結果はというと、3レース累計でプラス62,000円。
ひさしぶりに勝てた。
しかし、たった2時間で62,000円も勝っちゃうとまじめに働くのが馬鹿馬鹿しくなってくる。
ギャンブルって怖い。

十分リターンがあったので最終レースは見送って帰路に着く。
62,000円の活用法を考えながら。
このままタクシーに乗って風俗に行こうかとも考えたけれど、それではダメ人間の典型だ。
ということで、地下鉄に乗って靴下を買いに行くことに決定。
非常に小市民的な行動だ。
栄に行って無印良品で靴下3足とネクタイ1本買う。
2ヶ月前に自転車を盗まれてしまったので、それも買おうかと思ったが、ホームセンターで売ってる安いやつで我慢することにした。
あぶく銭は一目散に使う主義だが、このあぶく銭は秋競馬の資金としてとっておくことにした。

さて、明日からはまた仕事だ。
がんばろう。
昼前に起床。
ワイシャツ9枚とズボン3枚をクリーニング屋に持っていった。2週間分。
中華料理屋でメシを食い、帰ってきてネット。
15時過ぎぐらいにバスに乗り仕事を持ち帰るためにカイシャへ。
平日の朝7時半に乗るときはいつもガラガラで絶対座れるのに、今日は老人がいっぱい乗っていて座れずにびっくりした。高齢化社会。

それにしても僕もそろそろクルマが欲しい。
でもローンにしばりつけられたくない。
「ローンに縛り付けられる=カイシャに縛り付けられる」
だと思うから。
カイシャでむかつくことがあっても、「ケッ、こんなカイシャいつでもやめてやるよ」と思うことでストレスを多少なりとも軽減できるが、ローンに縛られることによってそんなささやかな抵抗すらできなくなってしまうと僕はいよいよダメになってしまいそうな気がする。

かといって一括でクルマを買うカネはないので、冬のボーナスを頭金にして無理のないローンを組むしかないんだろう。。。まあ、仕方ないな。

さて僕はクルマのことはぜんぜん詳しくなくて、車種とか全然わかんないんだけど、三菱のレグナムに一目ぼれした。
それになんといっても三菱自動車のコマーシャルがとてもいい。
「いとしのレイラ」に乗って流されるシリーズもののコマーシャル。
ジャカジャカジャカジャーンってやつ。
昨日、三菱自動車のHPでこれまで流されたやつを全部ダウンロードした。ブロードバンドって素晴らしい。

一番気にいっているのは、
「明日、私は結婚します。」バージョン。
娘を嫁に出す父親のせつなさとそれを感じ取る娘の親子愛。せつなすぎる。

あと、車庫のシャッターをガラガラとあけて、
どこかに向かう中年男バージョンも好き。
「つまらない大人になっていないだろうか」バージョン。確かに僕はつまらない大人になった気がする。

興味のある方はこちらへ↓。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/japan/ad/index.html

もう金曜かよ。。。

2002年8月30日
怒涛のような一週間が終了。
まじで早すぎ。
毎日毎日同じ暮らし。
火曜日と木曜日とでは一体何が違ったのだろうか?
僕のウィークデーは非常に画一化されていて、それぞれの曜日に個性がまったくない。
そんなことだからそれでなくても個性のない人間がますます個性がなくなっていくのだ。やれやれ。


さて、おそらく水曜日だったと思うがヤフーブロードバンドのモデムが届いた。遅ればせながら僕も高速通信時代に突入。だけど、モデムはなんだかオモチャみたいだったので甘くみていたし、セットアップする元気もなくてそのまま放置。部屋がOA機器のにおいで充満していた。なんともいえない、体に悪そうなにおい。

で、さっきとうとうパソコンにつなげた。
ぱちぱちとコードをさすだけ。
簡単。
こんなんでほんとうに大丈夫なのかなと思っていたが、パソコンをつけてびっくりした。
カルチャーショックだ。
はやいはやい。
僕のこれまでの5年間のネットライフは一体なんだったんだ?
ブロードバンドってすごい。
ワールドワイドウェブという言葉の意味がなんとなくわかった気がする。WWW。

そうじき

2002年8月27日
昨日もオセロをやってしまった。
2時ぐらいに寝ようとしたら、重大なことを思い出した。

実は昨日、カイシャのプリンタのトナーをそうじしたのだが、そのときに物置から掃除機を勝手に持ち出して拝借し、しまわずに出しっ放しのまま帰ってきてしまったのだ。

その掃除機はカイシャの備品ではなく、カイシャを毎朝キレイにそうじしてくれているオバちゃんたちの会社のものなのだ。チンケな掃除機じゃなく正真正銘の堂々とした掃除機。
僕が掃除機をもちだしたせいで、おばちゃんたちがそうじできなくなったらどうしよう!
僕はパニックに陥った。
僕の部署はカネを扱うところなので、最後に帰る社員がきっちりカギをかけて、最初に来た社員がカギを開けるということになっていて、そうじのおばちゃんにはカギを開けるすべはないのだ。

昨日のうちに誰かがそうじきに気づいて、しまってくれていればいいが、危機管理においては常に最悪の事態を想定しておく必要がある。

そしてよくよく考えて思いついた解決策は、「おばちゃんたちよりもはやくカイシャに行く」
という作戦。
というわけで早起き決行。
目覚ましを5時にかけ、6時前にカイシャに行こうと決めた。
が、翌朝目覚めたのはなぜか6時。
いつもとあまり変わらず。
それでもあきらめずに、シャワーを浴び、メシを食い、寮の同期のチャリを借り、会社についたのは7時前。
しかし、おばちゃんたちはもうすでにそうじを始めていた。
急いで受付でカギをゲットし、部屋に入ってみると、やはり掃除機はまだそこにいた。
急いで掃除機を物置にもどし、そうじのおばちゃんのところへ行き、掃除機をほったらかしにしていたことを謝罪。

が、帰ってきた答えは意外にも、
「あの掃除機を使うのは月に一回ぐらいですからいいですよ」
とのこと。
安堵感と疲れがどっと出た。

そして今日は一日中、吐き気がするほど眠くて、それでも9時までは働いてとてもつかれました。
しかし、なぜかしらこの疲れも心地よいものに感じられ、ひとりシニカルに笑う夏の終わり。
ランナーズハイ?

電話

2002年8月26日
昨日は眠れなかったのでコンピュータ相手にオセロをやっていた。そしてら寝るのが3時ぐらいになってしまい、朝は6時に起きてとてもつらい一日だった。

会社ではいつも僕を助けてくれるお姉さんのようなお母さんのような人が有給だったので、いっぱいいっぱい。
あんなに忙しかったのに朝よりやんなきゃいけないことが増えているのはなぜ?
働けど働けど仕事は減らず。
俺って要領悪いのか?
信じたくないな。
やれやれ。

しかししかし、言い訳させてもらうと、がんばって電話とるから仕事が終わんないんだと思う。自分の仕事ができなくなるほど他人の机で鳴ってる電話をキャッチしてあげててはまさに本末転倒。
しかし、周りには新入社員が電話をとんなきゃ誰がとるって空気が充満しているから仕方がないの。
そして電話はトゥルトゥルトゥルトゥル鳴りやがる。
ほんとにつらい。
これってテレアポ?
マジだるいぞ。
電話が一本もかかってこなきゃ、今の仕事なんて15時には終わる。
明日からは電話とるのちょっと控えめにしてみよっと。

さてさて、今日は19時に残っている仕事に見切りをつけて退社。
そしてちょっとスポーツ。
バドミントン。
あのスポーツは奥が深い。
甘く見ていた。

今日の日記

2002年8月25日
1000ヒットありがとうございます。

目覚めるとすでに13時。
せっかくの休日に半日寝てしまう自分が恨めしい。
とりあえず、近所の中華料理屋で昼飯を食い、食後に漫画喫茶でダラダラ。
『哲也』を読みながら、自堕落な暮らしを反省。
時間がないないと言うわりには時間を作ろうともせず、時間を有効活用しようともしない俺ってほんとにダメ人間。世の中には寝るのも惜しんで勉強してる人もいるのに、安易なほうへ安易なほうへ流されていく自分。そのくせ自分はそこらへんのリーズナブルなやつらとは違うと心の底ではこっそり思ってたりして非常にたちが悪い。

そんなことを考えていたら、16時ごろになって会社の同期から電話がかかってきて一緒に遊ぶことに。
こいつはホントに歯が白くて、性格が良い。
アメリカに1年半留学してたので、英語はペラペラ。入社前に僕が希望していた部署で僕がやりたかった仕事をやっている非常に羨ましいやつ。クルマで迎えに来てくれたので、もう一人の友達を拾ってドライブ。男3人だが。。。

どこ行きたい?と聞かれたので迷わず砂浜希望。
そしたら新舞子という名古屋からは結構近い臨海公園みたいなところに連れていってくれた。夕暮れの潮風に吹かれているとなんとなく横浜の臨港パークを思い出した。去年は朝からバイクで臨港パークにいってサンドイッチ食いながら読書してた。二度と戻ることのできない日々。しかし、いつまでも過去にこだわってても非常に卑屈だし、進歩もないので思い出は心の引き出しにしまっておくことにしよう、などとも考えた。

歯が白い友達には寮の近くの焼肉屋まで送ってもらって、もう一人の友達と夕食。こいつは今日、資格試験を受けたのでその打ち上げ気分で。
試験を受けるって非常にエネルギーのいることだ。そうそう9月のTOEIC申し込まないと。

さてさて、明日からはまた仕事だ。
がんばって働こうっと。

今日の日記

2002年8月24日
昨日は合コン。
男5、女4。
男はみんな同じ会社。20歳〜26歳。
そのうち2人と僕は初対面。

女も全員同じ会社らしく、21歳が3人、22歳ひとり。

会場は栄。

26歳の男の人がかなりおもしろい人だったので、その人を中心に輪ができあがってた。
サービス精神旺盛な人だった。

2次会はカラオケ。
から騒ぎ。

終了後、2人の女の子の電話番号を聞いたが、かけることはないな。その場限りの出会い。

そのあとタクシーで帰宅。
非常につかれた。

思うに、合コンという出会いの場から恋愛に発展させていくのって僕には無理です。
100%の作られた出会い。
でも、まあ、そんなこといってたら、日常生活での出会いなんて皆無に等しいからどうしようもないけど。ダメ男。

そんな感じの金曜の合コン。

土曜の夕方からは同期とスポーツクラブに行き、水泳とウエイトトレーニング。
非常に清々しい。心地よい疲れ。
体を動かすことを純粋に楽しめた。

その後は居酒屋へ。
体動かした後のビールはうまいのだが、
せっかくやった運動がビールの泡となってしまうのかと考えるととてもむなしい。

今日の日記

2002年8月22日
水曜日に休暇をとるのは非常に優雅な気分に浸れる一方、木曜日の朝をとてもつらいものにする。
まさに諸刃の剣。
生きている限り、完全な現実逃避などありえない。現実はいつだって僕の目の前に存在する。
と、いうわけで今日はかなり働きたくなかった。

会社につくまではモチベーションはかなり低かったのだが、目の前にある中盛りの書類を目の当たりにするとモチベーションがどうのこうのなんて言ってられないことに気付いた。とにかく仕事を片付けてしまわないと、えらいことになりそうな予感。
というわけで、引継ぎ以来3週間ほどほっぽらかしていた仕事にとうとう着手。
そして一生懸命働いた。
だが減らない。。。
お客さんとか銀行に電話かけて確認しなきゃなんないことなので、担当者が席を外していたらそれでストップ。
非常にもどかしい。
銀行は銀行で顧客のプライバシー保護の観点から非常にまわりくどい回答を行うケース多々あり。仕事すすまねー。
だが、今日一日はかなりがんばってその仕事の3分の一ぐらいはやった。ほかのことは何ひとつやんなかったが。
明日は合コンなので仕事を早めにきりあげなきゃなんない。
土曜出勤確定。
だるっ。
空回りの合コンなんてそんなに行きたいわけでもないんだけどな。それより書類をなんとかしたいのがほんとのところ。

サマージャンボ

2002年8月20日
今日は生まれて初めて買った宝くじの抽選日。
20枚買ってあたったのは600円。
うまくいかないものだ。

注文していたパソコンが今日とどいた。
デル。
半年ぶりにネットライフが再開できる。
この日記もできる限り更新するようにします。
これで漫画喫茶に行く必要もなくなった。

明日は入社以来初の休暇。
これまで耐えてきた自分を褒めてあげたい。
よくがんばったわ、ほんと。
気がついてみれば夏も終わりだ。
今夜はとても涼しい。
恐ろしく退屈で、恐ろしく孤独な夏だったな。
こんな夏もあるんだな。

ひさしぶりの日記

2002年7月27日
先週、誕生日をめでたく迎えることができました。
職場の人たちと居酒屋で迎えた23歳の誕生日の夜。。。

最悪に悲しかった去年の誕生日からはやくも一年。
去年のあの日を過ごした女の子から携帯番号を変えたと誕生日の二日前に電話がかかってきた。もちろん僕の誕生日なんて覚えているわけもないだろうが。
この一年間、国交は断絶。大嫌いで大好き。知らない番号からの電話に出ると懐かしいあの声がした。情けないけど嬉しかった。
そして、やっと僕の恋は終わった。

今はしっかりOLしてるんだろう。
背が高くて、足が長くて、ビューティーフェイスな
ドラマに出てくるような東京のOLを。
またいつか会いたい。
そのときは笑って。
金曜の夜、仕事後に新幹線で大阪へ。名古屋からは1時間、6000円弱。意外に近くて、意外に安いのだ。
夜12時に到着し、神戸・大阪在住の2人の友人と再開。
2人とも小、中、高は同じところに通った。
大阪のやつは大学卒業後、親父の税理士稼業を継ぐべく、現在は彼女と同棲しつつ専門学校に通っている。
同じ大学だった神戸在住の男は某大手損保につつがなく就職を決め、今月はじめてもらったボーナスは50万超だったらしい。新入社員にそれだけあげるなんてすげえ会社だな。そりゃ、ワールドカップオフィシャル損保にもなるわ。
それに比べて僕のボーナスは7万強。。。

僕が今やってる仕事は誰にでもできる事務作業。はっきり言ってぜんぜんおもしろくない。しかもその量は膨大だ。今の職場で何年働いてもヨソで役立つスキルなんて何も身につかないんだろうなと思う。

こんなハズではなかった。

僕はもっとデカイ仕事がしたかった。
例えば、月に橋をかけるような。

しかし、入社してみると現実は違った。
目の前にあるのは膨大な量のルーチンワーク。
細かくて細かくて発狂しそう。
やりがいなどみじんもない。
もらえるカネは多くない。
同じやりがいがないのならもっと給料もらえる金融業界のほうが良い。

だけど、入社後およそ3ヶ月たって思うことは、どんなにでかいピラミッドにでも必ず底辺があるということ。
どんな会社にだって絶対にどうしようもないクソみたいなルーチンワークばかりをやってる部署があるはずだ。そこで働く人々が文句を言いながらも雑用のような仕事を消化していくからこそ、会社は成り立つ。

きっと僕は試されているのだ。
カイシャに、社会に、神様に、そして僕自身に。
どんなにイヤなことでも一生懸命やることが大切だ。イヤイヤやってると何も成長がない。
だからこそ今は我慢してやろうと思う。
クソみたいなルーチンワークを完璧にこなしてやる。カネもらってるからにはどんなつまらない仕事でも完璧にやりとげるのがプロだと思う。
それに僕は自分の仕事に対してクレームをつけさせる余地を与えたくない。誰にも文句は言わせたくない。僕はクソみたいな仕事なんかに押しつぶされたくない。

以上。

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