昨日は岐阜へボードに。
大学時代からの友人と。
こいつはなんとゼミ、会社ともに同じなのです。
とてつもなくブス専な男。
向かった先はウイングヒルズ白鳥。
同期の女の子にリフトのタダ券を一枚もらったので。
平日だからすいてるだろうと思ってたけど、それなりに人がいた。
スキー場にいるとこの国はほんとに不景気なのかと疑わしい気持ちになる。
駐車場には所狭しとクルマが並び、ゲレンデには人があふれ、それぞれがカラフルなウェアをまとい、ニューモデルのボードをはき、法外な価格の昼食を食べる。
スキー場にいく人間がみんな金持ちだとは言わないが、少なくともウインタースポーツ全般はそれなりにカネがかかる。
その一方で日々の生活もままならない人間もこの国にはたくさんいる。
おそらくこの国においては貧富の差はどんどん激しくなっているだろうと思われる。
そしてこれからも二極化は進行していく。

例として、学力低下が叫ばれているが、その本質は最下層が下へ下へと広がっているということだと思う。
トップレベルの連中の能力はむしろ上昇しているのではないか?
つまり、21世紀の日本においては勝ち組と負け組みの色分けがより一層はっきりすると思われる。
文部科学省が指示する教育課程がいくら簡易化しても、各種試験の難易度は変わらない。
塾に通って受験勉強する必要に迫られる。
経済力のない家庭に育った子供は塾に通えない。塾に通わなくても自分で勉強すればいいのだが、そんな子供はめったにいない。
そのまま大人になって、経済力のない親になる。
子供が生まれる。塾に通わせるカネがない。
以下、リピート。
どうしようもない悪循環。

もっとも、偏差値の高い学校いって、大企業に入っても一生安泰ってことはもうないから、僕自身がもってる価値観がもう古いのかもしれないが。
学校なんか出てなくてもそれぞれがそれぞれに合った職を見つけて、好きなように生きていければそれが一番いいんだが、そんなことは不可能だ。多かれ少なかれ、みんな我慢して生きてる。
そうすると消去法で従来の有名大学卒業、大企業勤務というライフプランを人生の目標に掲げる人間は減らない。
なんだかアタマがごちゃごちゃしてきた。

とにかく、戦後50年続いた日本独自の社会主義型資本主義はもう終わりだな。
それがいいことなのか悪いことなのかはわからないけど。

さて、戦場のピアニストを見に行こう。

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