alone

2003年1月17日
人生ってほんとに孤独だと思う。
なんだかんだ言って結局はみんな自分のことでいっぱいいっぱいで他の人にはかまっていられない。

高校・大学と100m走をやっていた。
練習ではみんな一緒。
飲み会でもみんな一緒。
だけどレースじゃ自分一人。
誰も助けてくれない。
助けてくれないというかどうしようもない感じ。
せいぜい声援を送るぐらい。
だけどいくら応援してもらっても走るのは僕一人で、他の人は終了後に「がんばったね」とか「惜しかったね」とかいう言葉をかけてくれるぐらい。
所詮は他人事なのだ。
スタートの時のリアルな緊張感は誰にもわかってもらえない。
追い風、向かい風に一喜一憂するばからしさ、終了後は悔しくて悔しくてやるせないのに愛想良くしてなきゃならないあの辛さ。
レース前は嫌な汗を2リットルぐらいかく。
結果は全て数字で表される。
とてもシビアでとてもわかりやすい。
過程なんて関係ない。

100m走は人生の縮図だと思う。
そこに全てが凝縮されて、そこに全てが収束する。

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