ブルーな気持ち

2002年10月14日
海辺のカフカ読了。

僕は村上春樹氏の小説を読むと絶望的に空虚で不条理な世界を感じて、深い深い井戸の底に落ちたような気分になる。
そんな世界においてなんのために生きていくのかという問いかけを投げかけてくるのが僕にとっての村上作品なのである。

ふと思うけど、この世の中で自分の人生に満足している人間がどれほどいるのだろうか?
結局のところ、満足してるふりをしてるか、満足していると思い込んでるだけなのではないか?
人生なんてそれぞれ各個人のもので、僕が口出しすることじゃないけど、本当のところはみんなどうなんだろう。

僕は今のところ自分がどういう人生を送れば満足できるのかわからない。

色々かんがえた結果、自分はなんてつまらない男なんだろうとブルーになった。
どんな人間が「つまる」やつなのかと言われてもうまく答えられないが、少なくとも僕自身がつまらない男だということはわかる。
とても残念だ。
そして困ったことだ。


BGM:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 by ラフマニノフ

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