お伊勢まいり

2002年10月6日
今日は伊勢に行ってきました。
朝早いので寝坊しないようにと部屋を片付けたり、もってるハンカチすべてにアイロンかけたりして徹夜を決行。
が、やはり無理だった。
朝5時に就寝。7時起床。
最悪の目覚め。
起きてる間にタバコ吸いすぎたためかすごい吐き気。
そんなありさまではあるが、いざ伊勢へ。
地下鉄で名古屋駅まで、名古屋からはJR。
そして伊勢市駅でレンタカーを借りて陸上競技場へ。
なんで陸上競技場なんて行ってるかというと、大学時代の陸上部の後輩達が金曜から行われている大会にはるばる横浜から来てたので。中部地方在住OBとして応援に行かねばと意気込んで行ったわけです。

それにしても名古屋から横浜まで新幹線で行くのにかかる時間と、名古屋から伊勢まで在来線で行くのにかかる時間が同じってどういうことだ?
隣の県なのにな。

で、久しぶりの陸上競技場はやっぱり素敵だった。青い空、真っ赤なタータン、真緑の芝生。完璧なコントラスト。最高だ。
そんな最高の場所で元気に走ったり跳んだりしてる大学生を見ていると心底うらやましかった。自分の好きなことを好きなようにやれる素晴らしさ。
僕自身は練習はけっこうやってたけど、全然たいした選手じゃなくて、テニサでちゃらちゃらしてる奴等のことをうらやましいって思ったこともあったけど、やっぱり部活やってて良かったと今は思うようになった。陸上を通じて僕はいろんな人に会えたし、いろんなことも考えて、実際に試してみた。そしてそれだけで十分だったのだ。

僕は主に200メートルが専門だったのですが、コーナー出て直線に入るその瞬間がもうほんとに信じられないぐらい気持ちいいんです。
コーナー回ってきたあとの遠心力を利用してトップスピードにのるあの瞬間。
あの快楽のために200やってたと言っても過言ではありません。

で、話は飛んで最終種目、男子4×400mリレー(マイルリレー、1マイルだから)決勝。
スタートの瞬間、騒然としていた場内は波を打ったように静かになる。男子マイルリレーは得点を争う対校戦なら、どんな大会でも必ず最終種目にもってこられる。チームのプライドをかけて男達は走る。ひたすら走る。

レースが終わったあと思うように走れなかった第一走者の後輩は泣いてた。
その涙を見て、僕は自分がもうずいぶんと泣いてないことに気づいた。
また、走りたくなった。


マイルリレーが終わったあとはさっさと引き上げ。老兵はただ去るのみ。

伊勢神宮へ。
と、いっても伊勢神宮はものすごくでかくて、内宮とか外宮とか色々あって伊勢の町全体が伊勢神宮という感じだったので、どこに行っていいかわからず困った。ひとまず伊勢うどんを食べに行くことに。伊勢うどんというのは汁につかってるんじゃなくてタレがかかってる感じの伊勢名物のうどん、らしい。初めて食べたけど、基本的に普通のうどんと何ら変わらない。

で、食後に駅から近い外宮へ。
駐車場にレンタをとめて、散策。
砂利道をじゃりじゃりと。
森の中にたたずむ神殿は質素ながらも厳かで、とても神秘的。萱葺きの屋根って雨漏りしないんだろうかなどと思いつつも、眠くて眠くてたまんなかったので駅に戻り、レンタ返却。電車までは時間があったので駅前にあった本屋さんに行き、「海辺のカフカ」を買おうとしたが売り切れ。仕方ないので、店員さんに他に本屋さんないか聞いたところ商店街にあるとのこと。ということで駅から少し離れた商店街に歩いていき、本屋さんを探したが見つからなかったので断念して駅へ。伊勢は素敵な町でした。

電車では爆睡してしまい、名古屋駅で隣に座っていた人が起こしてくれた。
眠い目をこすりながらも高島屋に入ってる三省堂で「海辺のカフカ」上・下巻購入。
そして帰宅。長い一日だった。
あしたからまたがんばって働こっと。

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