愚痴ばかり言う男

2002年9月23日
3連休も終わりだ。

昨日は本社勤務の同期と2人で飲んだ。
営業所勤務の僕としては微妙にコンプレックスを感じる。

で、ひさしぶりに会って色々話したわけだが、愚痴しか吐かない僕とは対照的にあの男はまったく弱音を吐かない。

時計の針が午前0時をまわるまでに帰ることはほとんどないと言っていたが、それを苦に感じないのか?
いや、そんなはずはない。
苦に感じていてもそれを口にしないだけなのだ。
僕とは大違い。
僕なんて22時に帰れないと鬼のクビをとったかのようにピヨピヨピヨピヨ鳴きはじめる。

端的に言えば、これが僕と彼の絶対的な差なのだ。やつが本社で、僕が営業所なのもつきつめればこういう部分なんだと思う。
カネもらってる仕事なんだから文句言わずに完璧にやるのは当たり前。でも僕にはそれができない。やつには出来る。
やっぱり僕はまだまだ学生気分が抜けていないようだ。
やりたいことだけやって、やりたくないことはやらずに済んだ大学生。社会人になってやりたくないことも文句言いながらイヤイヤやるようになったが、そんなもんプロとは言えない。

考えてみれば僕はここ5,6年の間、身近な人(特に女の子)に愚痴ることでストレスを発散させ、アイデンティティを確立してきた。
自分自身が悲劇の主人公だと思ってた。
そして愚痴った人たちのほとんどは僕の前から姿を消していった。
でも愚痴りたいのは僕だけじゃなかったんだとやっと気づいた。
手遅れかもしれないけど、心をいれかえようと思う。

手遅れでなければいいな。

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